本籍の変更(転籍届)のメリット・デメリットについて

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本籍地を変更する(転籍)のメリットとデメリットについてまとめてみました。

転籍するメリット

1、利便性

転籍するメリットはなんといっても利便性でしょう。

本籍地から遠くに住んでいる場合などは、戸籍を手に入れるために親族に代わりにとってもらったり、
もしくは郵送で請求したりしなければなりません。

転籍をして住所地に本籍を動かせば、わざわざ手間をかけなくてもすぐ自分で戸籍を取りに行くことができます。

2、離婚歴等の消したい過去がある場合

今の本籍地から他の市区町村へ転籍すると、新しい戸籍謄本に記載される情報から消えるものがあります。

  • 死亡したり、結婚や離婚により戸籍から抜けた家族の情報
  • 男性の場合、過去に子供を認知した情報
  • 過去にした養子縁組で、今は離縁している情報

などです。

婚姻、縁組など、現在継続中の身分事項のみが新しい戸籍に記載されるためです。

例えば離婚歴があり、現在の戸籍には別れた夫または妻の情報が、

除籍はされているものの記載自体は残っているとしましょう。

新しい奥さんと再婚たいけれど、自分が筆頭の戸籍にはまだ前の奥さんの事が記載されている。

もしこのまま再婚したら、離婚した前の妻の後ろに新しい妻の情報が入ってしまうわけです。

そこで、例えば婚姻前に他の市区町村へ管外転籍すると、

すでに戸籍から出ていっている別れた妻の欄の記載が消え、
さも初婚の夫婦と同じように、夫の次に妻がくるという戸籍ができあがります。

※同一市区町村内の転籍ではだめですよ!あくまで別の市区町村へ転籍した場合です。

ただし、戸籍は転籍したとしても、転籍前がどこに本籍があったかなどは記載されるので、

順番にさかのぼって戸籍をとっていけばその人の一生の動きがわかります。

今の戸籍謄本では離婚した情報が消えていたとしても、一つ前の戸籍をとればばっちり記載されていたりするので、完全に消したい過去を消せるわけではありませんのでご注意下さい。

転籍するデメリット

本籍地を変更(転籍)するデメリットは、「後に残された家族が面倒である」ことです。

一般的に、誰かが死亡すると相続が発生します。

そしてその相続の手続きによく必要になるのが、死亡した人の「出生から死亡まで」の戸籍謄本です。

転籍を繰り返すと、あっちの市とこっちの市と、あとここの市・・・というように、いくつもの戸籍謄本を取得しなくてはなります。

そのたびに郵送で請求する手間と、費用がかかる訳です。

人生で戸籍謄本をとる機会はそれほど多くありません。

どうしても現在の戸籍をきれいにしたいという希望があるのでなければ、転籍しなくても別にいいのではないかという気がしますね。

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